ハードウェアウォレットのメリットとデメリット

仮想通貨の管理方式には様々なタイプがあります。しかし最もセキュリティ面で優れているのはハードウェアウォレットと言われています。ハードウェアウォレットは、仮想通貨の送金などに必要な秘密鍵というデータを記録しています。ハードウェアという言葉通り、この方式ではUSBやカードなどのハードウェアを利用してデータを管理します。そのためネット上の管理ではなくオフラインの管理が可能になります(オフライン上の管理をコールドウォレットと呼ぶ)。

インターネットバンキングができる銀行預金に例える場合、ログインに必要なIDやパスワードをネット上に記録したままにすると危ないですが、ネットにつながっていない紙などの媒体に書いておく場合は不特定多数のクラッカーから不正アクセスされることがありません。同じようにハードウェアウォレットでは秘密鍵をネットから切り離すため、安全性が高いです。

ハードウェアウォレットのおすすめと使い方

ハードウェアウォレットは多少コストがかかるのがネックですが、10,000円から20,000円で購入する事ができます。ハードウェアウォレットのオススメとしては、多くの通貨に対応していることです。例えば「Ledger Nano S」というウォレットは30種類以上に対応しています。デザイン性もあってオススメです。価格は約16,000円です。

使い方は簡単です。PINコードやリカバリーフレーズを設定し、アプリをインストールします。パソコンと接続して起動させ、上にある2つのボタンを押して、上下移動や選択、決定等の操作を行なうだけです。

コスパが良いウォレットとしては、「Digital BitBox」がオススメです。こちらは10,000円を切る9,000円程度のウォレットです。対応通貨の種類は6種類と少なめですが、もし数種類だけに絞りたい場合は問題ないでしょう。またこの機器はリカバリーフレーズ(紛失したウォレットを回復するための文字列)をMicroSDで保管できるというユニークな特徴もあり便利です。

ハードウェアウォレット購入時の注意点

ハードウェアウォレットを購入する場合は絶対に意識すべきポイントがあります。それは正規代理店など信頼できる場所で購入する事です。絶対にフリマやオークションサイト、あるいは知名度が低いネットショッピングなどは利用しない事です。そのような場所で購入する場合、中身にウイルスが入っていたり、リカバリーフレーズが盗み見られている可能性があるからです。単に安いからと言って安易に購入してはいけません。10,000円~20,000円支払っても、仮想通貨全体を守ることができるハードウェアウォレットには購入の価値があります。